著者: 島田荘司
発行日: 1981年
あらすじ:
事件は1936年、ニ・ニ六事件が発生した日、資産家の画家が殺害されるところから始まる。
現場には日記が残されており、6人の娘を生贄にしてアゾートという女神を作り出す計画が書かれてあった。
後日、この記述通りに、娘たちも6体の遺体となって発見されることとなる。
感想:
40年前に書かれたこの小説が御手洗潔の初出となり、舞台は1980年となっている。
事件は44年前であるから、この頃は、まだ戦前は遠い過去ではないかもしれない。
金田一少年の事件簿に出てくるトリックと同一であったため、ここから拝借したのだろうか?