2021-09-12 葉桜の季節に君を想うということ 書評 発行: 2003年 著書: 歌野晶午 まさかのつながりからの展開にびっくり。 十角館の殺人を彷彿させる本格ミステリーであったが、最後の最後までミステリー小説なのかどうか分からなかった。 読後、タイトルを読み、今や恋人の帰りを待っている主人公の姿を思い浮かぶ。 2004年のミステリーに関わる賞を総なめにしたというのも納得の一冊。